皆様、こんにちは。
2021年になって、もう3カ月も経ってしまいました。
時が過ぎるのはあっという間ですね。
今回のブログでは冬場によくあった誤作動原因を紹介します。
昨日、私自身が対応した誤作動が【エアコンによる急激な温度上昇による誤作動】です。
まずは自動火災報知設備の主な感知器の種類を紹介します。
①差動式スポット型感知器:急激な温度上昇で動作する熱感知器
②定温式スポット型感知器:定められた温度で動作する熱感知器
③光電式スポット型感知器:火災等での煙を感知して動作する煙感知器
今回のケースですが、差動式スポット型感知器がエアコンから近くに設置されており、
温風が感知器に当たり、温度が上昇してしまったことにより誤作動が起こりました。
このように、感知器とエアコンの位置が近すぎると誤作動の原因になるので、
消防法では、感知器はエアコンから1.5m以上離れた位置に設けることと定められています。
もし、このような設置状況だった場合は感知器の移設が必要になります。
スタッフA