先日、自動火災報知設備の感知器が誤作動を起こしました。
どうやら、感知器が故障してしまったようです。
これは、本来70度以上の熱を感知して反応します。
しかし、故障により常に熱を感知した状態になっていました。
厄介なのは、感知器が反応すると、各階の非常ベルが鳴動し続けることです。
音を消す行為も、慣れていなければ、なかなか難しい作業になります。
一旦、鳴動を消したい時は、赤いボタン「停止」又は「一時停止」又はオレンジの「復旧」を押してみてください。
※気を付けることは、誤作動という状態が明確になったときに、音を消すことです。
万が一、火災の時に音を消してしまうと、避難行為が遅れてしまうからです。
※上記の操作でも、反応の状態により鳴動状態を消せない場合があります。
今回は、感知器を取り外して交換しました。
感知器の配線を取り外したことによって
断線の症状が出ています。
感知器を交換した後に、感知器が正常に反応するかをチェックしました。
この感知器は反応すると、米粒くらいの大きさの「確認灯」が赤く光ります。
つまり、赤く光っている感知器が、反応していることになります。
誤作動という事がはっきりした場合、お部屋等の感知器が赤く光っていたら
その感知器が誤作動しているかもしれません。
スタッフM