皆さん こんにちは
今回は、無線式自火報(自動火災報知設備)の感知器設置を行いました。
※自火報の多くが有線タイプで、感知器から感知器の間は、警報電線でつながっています。
感知器を取り付けたら、受信機(制御盤)の音を止めて、試験を行います。
※下の方に、音の止め方を載せています。
下記写真は、エレベーター内の感知器です。
配線が不要ですので、コンクリートにビス穴を開けて
感知器をビスで取り付けるだけで終了です。
※作業時間、約10分
小さな赤い光(確認灯)が光っています。
これは、煙の試験機により感知器が反応している状態です。
下記は、住居内で熱の試験機で感知器が反応している状態です。
本来は、確認灯が光っていると、各階の非常ベルが鳴動しますが
現在は、作動試験中の為、音を止めています。
◎音の止め方は、下記の受信機(制御盤)で行います。
今回の受信機メーカーは「ホーチキ」さんです。
やり方を説明します。
◎ 1 と2 のボタンを同時に数秒間押します
⇒上部右側の「地区音響完全停止中」の隣の確認灯が点灯する事で、各階のベルが止まります。
◎ 次に、「主音響停止ボタン」を押すと、受信機(この制御盤)の音が止まります。
もし、明らかに誤作動などの際は、音を止めることができます。
※必ず、火事などの非常事態で無いことを確認をしてから、音を止めましょう。
今回は、数少ない無線式自火報の感知器の取り付けについてでした。
スタッフM