皆様、こんばんは。
以前、消防設備の経年劣化として消火器具と避難器具の不良箇所を紹介しましたが、
今回は第二弾としまして自動火災報知設備と非常警報設備の不良箇所を紹介します。
① 自動火災報知設備
まずは下記のものになります。
【写真①】
こちらは、火災等が起きた際に自動的に音が出る警報設備の増設ベルになります。
ベランダに設置されている為、どうしても雨風に当たってしまいます。
その影響により錆びてしまい、音が鳴らなくなってしまいました。
② 非常警報設備
次に紹介するのはこちらになります。
【写真②】
こちらは火災等が発生した際に押しボタンを押して音を出す警報設備になります。
本来、場所がすぐにわかるように赤いランプが点灯している状態で、
押しボタン部分には非常時以外で簡単にボタンが押せないように保護板があります。
しかし、【写真2】はランプが点灯していない状態で、保護板が紛失してしまっています。
また、音響装置も劣化してしまっていて、音が鳴らない状況でした。
今回紹介させて頂いた設備は、火災等を音により周囲に知らせる為のとても大切な設備になります。
これらの設備が経年劣化し音が出ないなどの正常な状態ではなかった場合、避難が遅れてしまう可能性があります。
命を守るために、しっかり整備することをお勧めします。
スタッフA