皆様、こんばんは。
今年もあとわずかになってしまいました。
今回は消防設備点検時に指摘としてあげられる例を紹介致します。
【自動火災報知設備】
①操作障害
テナントさんなどで見受けられるのですが、棚や物品等で発信機が押せない状態になっていることがあります。
レイアウトの都合などあると思いますが、いざというときに使用できない可能性がありますので、
必ず発信機前は操作できるスペースを開けるようにして下さい。
【避難器具】
①降下障害
避難器具を降ろす場所(降下空間)に物品等があり、避難器具が正常に使用できなくなっていることがあります。
主に共同住宅のベランダに見受けられ、自主的に設置されている物干しや棚などが挙げられます。
この状態ですと、下の階に避難できない出来ずに、逃げ遅れてしまう可能性があります。
上の階にハッチなどの避難器具がある場合はその下には物品等を置かないように心がけましょう。
②操作困難
ベランダ等に物を置いてしまい、避難器具が操作ができなくなっていることがあります。
この状態ですと、上の階の方が降りてきた際に使用できなかったり、自らも使用出来ずに逃げ遅れてしまう可能性があります。
今回、紹介させていただいた例はひとりひとりが意識していれば改善させるものです。
いざというときのことを考えて、環境を整備することをお勧め致します。
スタッフA