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今回は消防設備の一つである
【漏電火災警報器】の交換工事について紹介いたします。
※誤作動や故障を発見した場合は、速やかに消防署や専門業者へお問合せください!
①漏電火災警報器とは
<漏電火災警報器とは>
漏電火災警報器は、警報設備のひとつで、防火対象物等の屋内電気配線及び電気機器に
係る漏電を早期に検出して警報を発して防火対象物の関係者に報知するもので、火災の発
生を未然に防止することを目的としたものです。【引用:日本消防検定協会】
簡単に要約すると、配線を通っている電流が
何らかの原因で建物に流れてしまったりした場合、火災の危険性があるので
それを察知して教えてくれる機器といった感じです!
設備は【受信機】と【変流器】という部品に分かれていて
変流器で察知した異変を受信機が信号として受け取り
警報音を鳴らす仕組みになっています。
【今回の物件についていた漏電火災警報器(受信機部分)】
今回の漏電火災警報器はかなり老朽化していたため
新しいものへ交換することになりました。
②交換工事の様子
【変流器の写真】
写真の真ん中に白いわっかがあるのがわかるでしょうか?
こちらが変流器になります!
電信柱から来ている配線を警戒している状態で
電流に異常があると信号を受信機に送ります。
【変流器の写真:新しいものを設置】
先程の白いわっかの右隣に黒いわっかが増えました!
こちらが新しい変流器となります。
【受信機の写真:交換前】
こちらは先ほどもお見せした古い受信器となります。
異変を察知した場合は、受信機から警報音が鳴り
危険を周りに伝えてくれます。
【受信機:交換後】
新しい受信機へと交換しました!
古いタイプは警報を鳴らすスピーカーが外付けだったのですが
新しいタイプは内蔵されているのでよりコンパクトになりました!
最後に試験を行って問題がないか確認して終了となります!
③まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は漏電火災警報器の交換についてご紹介しました。
いざというときの火災に備えて、消防設備は点検・改修をしていきましょう!
また、誤作動で音が鳴り続けるなどといったケースもあるので
その際は近隣の専門業者へお問合せください!
以上、スタッフHでした!