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【避難ハッチ】いざ避難できる?降下障害とは

2025.03.01
皆さんこんにちは!今回は避難ハッチ点検でよくある降下障害についてお伝えします。
自分の家のベランダを見て、避難を妨げる物がないか確認してみましょう。

降下障害については、点検の際に消防設備士が確認します。
落下の危険性があるため、むやみに避難ハッチを開けないでください!!!

避難ハッチとは?

避難ハッチとは、写真のように埋め込まれた状態の避難器具です。

設置場所は、主に2階以上の住居のベランダなどで蓋の中にはしごが格納されています。

 

降下障害

降下障害とは降下空間に物があることにより、はしごをおろすことが困難な状態にあることをいいます。

はしごをおろすための空間がないと、火災の際の逃げ遅れに繋がります。

 

よくある降下障害

物干し

いちばん多い降下障害は物干しによるものです。

写真の場合、下ふたが物干しに緩衝しはしごをおろすことが困難です。

 

室外機

写真の場合、はしごを下まで降ろしきることが困難です。

ですが、室外機はもとから設置されていることが多いため動かすことが難しい場合もあります。

 

洗濯機

ベランダに洗濯機がある建物は、こちらも降下障害に繋がる場合があります。

室外機同様、はしごを下まで降ろしきることが困難です。

 

そのほかのよくある降下障害

・タイヤ

・段ボール・ゴミ袋

・キャリーケース

・植木鉢

・車

・棚、机、いす  …など

「はしごを下まで降ろしきることが困難」「降下空間がない」場合、降下障害になります。

 

まとめ

降下障害でよく挙げられている要因をまとめました。

自分の家のベランダを見て、避難を妨げる物がないか確認してみましょう。

物があれば移動させ、いざというときに上階の方が避難できるよう降下空間を確保することが大切です。

 

何度もお伝えしますが、避難ハッチを開けて降下障害を確認する作業は消防設備士が行います。

危険なのでむやみに避難ハッチを開けることはやめましょう!!

 

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