こんにちは。
10月下旬、やっと涼しくなってきたと思ったら日中汗だくになる日もあったり、はたまた急に寒くなったり…
体温調節が難しい時期ではありますが、皆さま体調管理に気を付けて、日々乗り越えていきましょう!
さて、先日「漏電火災警報器」という設備を交換してきました。
漏電火災警報器とは、建物で漏電が発生した際に警報音を発し、火災を未然に防ぐ装置です。
・下地などを準不燃材料以外の材料で造った鉄網入りの壁
・床または天井を有する建築物
・ラスモルタル仕上げの木造建築
上記に当てはまる建築物に設置されます。
漏電火災警報器は「受信機」と「変流器」の2種類の機器から構成されます。
↑真ん中にある少し年季の入った装置、こちらが受信機です。
消防設備保守点検の際、こちら電源が入っておらず、機器が不作動、不良状態でした。
設置されているにもかかわらず、長らく機能していなかったのです。
↑こちらは変流器です。
基本屋外の電路、高所に設置されていることが多いです。
上記受信機・変流器を両方交換していきます。
↑変流器はスライダーという長いはしごを使用し、屋根に上がって交換作業をしました。
↑設置途中の写真ですが、下が2007年製、上が2024年製の変流器です。
↑今後はしごなしでも点検ができるよう、試験線を1階まで引きました。
↑こちらは交換後の受信機です。
少し小型で綺麗なものになり、動作確認も問題なしです。
今回は点検後、オーナー様のご判断により早い段階で不良機器の交換を行うことができました。
1つの不備で命にかかわる可能性がある消防設備。
消防設備保守点検によって指摘となった設備は速やかに是正し、
居住者が安心できる環境づくりに努めましょう!
以上、スタッフBでした。