本ブログでも時々ご紹介しておりますが、
火災感知器が誤作動した際の対処法を皆様に共有させていただきたいと思います。
①本当に火災ではないのか現場を確認する
感知器が反応すると非常ベル・警報が建物に鳴り響き、受信機に該当の警戒区域が表示されます。
そのエリアをご自分の目で確認していただき、火の気が無ければ、そのエリアの感知器が誤作動した可能性が高いです。
また、発信機と呼ばれる、ベル付きの押しボタンが押された際も先述の通りベルが鳴り響くことになります。
この場合も受信機にエリアが表示されるので、可能であれば感知器と押しボタン両方を確認できると良いです。
②消防に通報する
①の対応が出来ればベストではあり
ますが、現実的にはなかなか難しいと思います。
その場合には迷わず119に電話をしましょう。
仮に誤作動だった場合でも、消防隊の方々が受信機や感知器を確認してくれるので、
状況によっては誤作動の原因となった感知器や発信機を特定できる可能性があります。
誤作動の原因には、人為的なものから、部品の経年劣化、雨や生き物によるものまで様々ございます。
③身の安全を確保する
これを一番最初に記述すべきだったかもしれません。
現場確認も通報も身の安全が確保されてはじめて実施できるものです。
当たり前かもしれませんが、とても大事なことです。
④さいごに
誤作動が発生して現場に急行しても、原因が特定できないことがございます。
誤作動原因の可能性の一つとして、火災感知器が製造・設置から年数が経過しているということがあります。
建物によっては感知器が100個以上取り付けられていることもありますので、
計画的な改修が望ましいですね。
スタッフI