こんにちは! 今回は火災予防についてお話します。
家庭での火災予防に役立つ注意点と対策についてご紹介します。
目次
1.火の取り扱いには注意しましょう。
火気を使う調理や暖房の際には、絶対に火元から離れずに見守るようにしましょう。
火を使った作業後は、しっかりと火を消すことを忘れずに。
又、スプレー缶等可燃性のガスを含んだものを火元に近づけないように気を付けて下さい。
2.消防設備の設置及び適正な維持管理が重要です。
住宅用火災警報器は設置されていますか?
地域により設置を推奨している場所に差がありますが、火災はどこで発生するか分かりません。
各お部屋と台所に設置することをお勧めします。又、少し値段は高くなりますが、
どこで火災が発生しても、すぐに分かるように、全ての機器が連動するタイプをお勧めします。
又、家庭での初期消火には消火器一択です、
ご自宅に消火器を設置することを強くお勧めします。
是非この機会に設置を検討して下さい。
設置する場所としては台所の『手前』の通行に邪魔にならない場所や玄関をお奨めします。
(コンロの近くに設置してしまうと、
火が出た時に火元に消火器を取りにいかなければなりません)
消火器の圧力が降下していないか、住宅用火災警報器が鳴動するか等、
一般の方でも簡単な点検でしたら可能です。
これらの設備は設置しただけではなく、日頃から適性に維持管理することをお勧めします。
3.緊急時の対応策を確認しておきましょう。
予期せぬ火災等が発生した場合は、心理的にパニックになります。
家族や同居人と火災発生時の行動や避難経路等も確認し、共有しておきましょう。
災害が発生した場合の連絡手段や避難場所等も事前に確認しておくことをお勧めします。
又、火災時には直ちに消防署へ電話が必要です。
事前に自宅の目印となる建物等を伝えられるようにしておくといいでしょう。
4.家庭内の防火対策を実施しましょう。
ご自宅での火災原因は下記によるものが圧倒的に多いです。
〇タバコ
寝たばこ等の火災は依然として多いです。
タバコを吸う時には外に行って吸う等の対策が望ましいです。
〇電気ケーブル・コンセント
冷蔵庫、テレビ等普段動かさない家電製品の裏側には埃が溜まりやすいです。
定期的に掃除をして下さい。又、年数が経過したり椅子などで踏んでしまっているコード等は
新しいものに買い替えることをお勧めします。
〇放火
減少傾向にはありますが、外に燃えやすいものを置かないようにしましょう。
5.非常時の備えをしておきましょう。
災害発生時には電気や水道が停止する可能性がある為、
食料や飲料水等の備蓄、非常用の懐中電灯などを備えておくと安心です。
非常用のバッグや重要な書類、貴重品なども一箇所にまとめて、
緊急時にすぐに持ち運べるようにしておきましょう。
6.子どもへの火災予防教育をしましょう。
子供には火災の危険性や火の取り扱いに関する基本的な知識を教えてください。
安全な遊び方や火気を使う作業に対する注意点を伝え、
火災予防の意識を育むようにしましょう。
7.火災保険に加入しましょう。
火災による被害を最小限にするためには、火災保険に加入することが重要です。
保険の内容や補償範囲をしっかりと確認し、適切な保険に加入しましょう。
8.まとめ
いかがでしたでしょうか?
火災だけではなく、様々な災害時を想定して飲料水等を備えておいたり、
災害時にどうするかを事前に話し合っておくことが重要です。
家庭での火災は一生の内に1回あるかどうかです。
あまり危機感を持って考えていない方も多いですが、
万が一の際には生命に関わります。
火災が起きた時に備える対策も重要ですが、
それ以上に大切なことは、
『火災を発生させない』という火災予防です。
当たり前の日常を守る為に真剣に取り組むことを強くお勧めします。
スタッフD