皆様、こんばんは。
先日、総合盤交換工事を行ってきました。
総合盤とは、自動火災報知設備の一部で、非常ベル、発信機、表示灯が
1つに纏められている物になります。
今回点検を行った際に、発信機が正常に機能しませんでした。
発信機のみ交換でも対応可能だったのですが、
非常ベル等も同じ年式で交換推奨年数を経過していたので、所有者様に
現状をお伝えして総合盤ごと交換する事になりました。
まず交換前の写真です。
次が交換後の写真です。
従来の総合盤に比べデザインもスタイリッシュになり、
表示灯部分も、従来の物は突起していましたが、今回交換した総合盤は発信機と
表示灯が一体型になっています。
従来の表示灯は接触等で破損する事もよくありました。
消防設備には、交換推奨年数が定められています。
交換推奨年数を過ぎてしまうといつ機器が故障をしてもおかしくありません。
実際に交換推奨年数を過ぎているもので、消防点検時は問題なかったが点検後数カ月で故障等
してしまった例もあります。
消防点検で問題なかったから大丈夫問題ではなく、年数がたっている設備に関しましては
交換推奨年数も気にして頂ければと思います。
火災が発生した際に消防設備が、本来の役割をしっかり果たす為にも
交換推奨年数を過ぎている物に関しましては、早めの交換をお勧め致します。
スタッフY